この世の中は存在していないのだから、世の中に合わせなくていい

自分から世の中に合わせにいかなくていいのだな・・・

と今回つくづく思ったお話。

本当に冷静になると、

私たちは不思議なことをしています。

世の中とは〜なところとか、あの人は〜な人とか、

女は、男は〜とか、上司は〜とか、いろんなことを決めて、

それが本当のように対応してしまう。

そういう一つ一つの自分で決めた、信念をフィルムとして世界に映し出して見ている。

他の人から聞いた話、自分で体験したこと、

初めて聞いたり、経験したことをデフォルトとして採用し続けて

問い直すことなく受け入れて、信念にして経験している。

今回、派遣の会社に登録していましたが、

環境が合わず、切りのいいタイミングで退職したいと思っていました。

けれど、契約の問題もあるので、その時期まで待つしかない・・・

それにあとちょっとなら「まだ我慢できる」なんて思っていました。

でも、ある時、こんな考えが浮かびました。

契約より、もしこの宇宙が自分一人の宇宙であれば契約より

自分にとって「ベストな時」にやめてもいいんじゃないの？って。

だから、次の契約時期でもいいし、もし天が何年かそこにいなさいというなら

それがベストだから無理なことをするのはやめよう。委ねよう。と思いました。

そうしたら、２日後くらいに、パワハラまがいの事件が起きて体調不良からの退職に・・・

正直、こんな早く？って思いました。

全てがカチッとはまり、私もあまり知らなかった休職中の手当てなどもあり、

契約を重視するよりも、ベストに物事が進みました。

派遣で長期働くというのは初めての経験だったのですが、

派遣元の方も、急に辞めることになったのにも関わらず

次の仕事の候補をいくつか、ご紹介くださりました。

よく、ネットには途中契約解除などをすると印象が悪くなり、

仕事を紹介してもらえなくなるなど書かれていることもありますが、

そういうこともなく、本当に良かったと感じています。

（とはいえ、会社生活はもう難しいと感じていますが・・・）

自分の本音を大切にすることというのは、

周りに合わせて、周りに従ってなんとか気に入られて生き残るというよりも

ずっと楽だし、無理のない生き方です。

勇気は必要ですが。

私たちは、誰かの期待に応えて生き残ってきた人が多いし、

自分が、「これが世の中」だと思い込んでいるものに

適合させて生きている人も多いと思います。

でも、そんな定められた世界というのは存在していなくて、

まさに自分を軸として、世界が出来上がっていく、世の中が動いていくんですね。

自分の信念を軸として。

自分が創っている。

自分の怖れや期待、それが創り出している。

その視点さえ忘れなければ・・・

フィルムを愛や豊かさという満ち満ちたストーリーへと変えていけるんですよね。

だって、自分だけの宇宙であり、その映画を創っているのは自分ですからね。