周りに合わせて我慢しないと、幸せになれない?
自分の人生がうまくいかないのは・・・・
人間関係がうまくいかないのは・・・
すぐに嫌になってしまうのは・・・
これっぽっちしか稼げないのは・・・
自分の我慢が足りないから。
そんなふうに考えたことないでしょうか。
私たちの頭の中の声には、自分に対して優しいものと意地悪なものがありますね。
意地悪な声は、何かがうまくいかないのは「自分に我慢が足りないからだ!」
と自分にいうことがよくあるかもしれません。
でも、それは逆で、我慢しているからうまくいかないんです。
自分が我慢をすると、何が起きるかというと・・・
その我慢したという思いは、怒りとして自分の中に溜まっていき、
他人に対して、怒りを持つようになります。
そして、自分が我慢をしたのだから、あなたは私に対して罪悪感を持つべきだ!と
思ってしまうんですね。
罪悪感、無価値感が強くて、自分に自信がないとなおさら我慢したり、犠牲になったり、
人を喜ばせようとしてしまったり、一歩引いてしまったり、
相手に、世の中に、人に合わせてうまくやっていかないとと思ってしまうんですね。
自分は不十分、そして自分に我慢させた相手は罪人、
そんな風にもうすでに土台がずれていますから、
その考え方、思い方で人生が幸せになっていくはずがありません。
冷静に考えてみましょう。
自分に我慢させないと人生が幸せにならないなんて
どんな人生なのでしょう。
落ち込んでいたり、うまくいかないことがあると
私たちの誰もが、そんなふうに、ああ自分が我慢しないから・・・と
そういう思考パターンに行くかもしれません。
我慢しないといけない=自分の本音(心の本当の思い)で生きてはダメ。
と思ってしまっていることですよね。
でも、心の本当の思いで生きていけないのはなぜでしょう。
そっちの方が不思議ですよね。
え?じゃあ、何に従って生きるの?
学校のルール?親の期待?社会の常識?周りの空気?
って話ですよね。
私たちは、今本当に食べたいものを食べたら
太ってしまうことを気にして、自分で調整したりすることもありますよね。
炭水化物を抜きにしよう!とか。
でも、好きなものを好きな時に食べようと、本当に楽しんで食べていると
太らないし、高カロリーのものを無駄に欲しないようになります。
高カロリーのものを摂り過ぎてしまうのは、ダメなことだと思っているからですね。
太ってはいけない、と太ることに罪悪感を持つと、
コントロールしようとして、心の声は完全に無視されて、
そしてダイエットに失敗します。
一時的な結果は出るかも知れませんが、太っている自分には価値がないって
思っていたり、太ることに罪悪感を持つと、元に戻ってしまうことがほとんどです。
ジムに行かなければ!とかではなくて
運動が好き!動くことが好き!山が好き!このスポーツがすごく好き!
そんな風な「好き」「興味」が動機で自然に動いていけば痩せますよね。
ダイエットひとつにしても、元は罪悪感なんですよね。
罪悪感から生まれるコントロールの一つが我慢です。
そして、コントロールには必ず反発が生まれますから
それがダイエットで言えば、リバウンドです。
押さえつけよう、我慢させよう、自分に言うことを聞かせようとすればするほど
抵抗が生まれます。
その抵抗(本音との不一致)がフィルムとなって人生に映しだされるんですね。
だから、我慢していて、幸せなストーリーが人生に現れてくるはずがありません。
みんな我慢しているからこの程度のお給料でも我慢しないと・・・とか
みんな働いているのだから自分も我慢して当然・・・とか
うっすら頭に浮かぶこともあるかも知れません。
でも、この世界は自分だけのたった一つの宇宙です。
世間に従わなくても、マイルールでいけます!
自分の本音にあった世界が創り上げられていきます。