たくさんお金を稼ぐことは素晴らしいという洗脳

日本でも昔は、「戦争で国のために命を落とすことが素晴らしい」

と言われていた時代がありましたよね。英雄です。

もしかしたら、そんな国が今もあるかもしれません。

そのルールは、今では

「たくさんお金を稼ぐ人間が素晴らしく、

たくさんの高級品を持っている人（たくさん消費する人）が素晴らしい」に変わっただけ。

そんな風に言われたらどうでしょう。

たくさんお金を稼ぐ方が素晴らしいという洗脳は、

たくさん稼いでたくさん国に税金を納めてね、と考えている人たちが産んだものだし、

バカでかすぎて逆に邪魔だし見にくいテレビが素晴らしいとか、

次々に売り出す新作なんかにお金たくさん使ってね、って考えている

巨大企業がうまくメディア戦略を使って国民にお金を使わせたいんですよね。

たくさんお金を持つことが悪いことではないし、

ブランド品も、高級車もいいと思うし、欲しかったらいいと思うんです。

でも、自分の本音かどうか問うことなしにそれがいいと思い込んで

そうしていたら安心だと思っているのなら、

それは、お国のために命を捧げます。と言っているのと同じなんですよね。

アルコールって、合法ハードドラッグなんて言われているけれど

どうしてなくならないかと言ったら、

酒税があるからだし、お酒飲んで心や頭を麻痺させて

また、嫌な会社で働くか〜ってみんな我慢できるようにするからじゃないかな・・・

隠れアルコール依存症患者って今、とっても多いといいますよね。

私たちは、世の中で良いと言われる生き方ではなく、

本音にアクセスしないと、不安のフィルムから出られません。

無価値感のフィルムから出られません。

たくさんのお金を稼いでおけば将来安心だろうとか、

人に引けを取りたくないからこの新作バッグ買おうとかだと

いつまでも不安で満たされない人生が続いていくんですね。

外から見て同じことをやっていても、経験は真逆です。

大好きでベンツに乗っているのか、

ベンツに乗っていればリッチな成功者だと思ってもらえることを期待して乗っているのか・・・

根っこの思いが違うので、する経験もことなります。

人の目を気にして、消費していくと、最後はお金に困ります。

または、忙しい毎日から抜け出すことができなくなります。

自分は不十分だという思いを埋めるためにお金を使うと何も増えていきませんね。