やりたいことがわからなくても道は開けていく〜やりたいことが見つからなくて辛い人へ〜
やりたいことが見つからなくてつらい
私自身も実は経験しました。
本当はとってもやりたいことがあって、
それに向かって１０年以上走り続けてきました。
でも、どうしても前へ進めなくなってしまった。
見事に全ての扉がしまっていったのです。
開けるどころか、ある時点から全てが閉じていってしまった。
大きな夢が終わってしまった。
そして、その後やりたいことは見つからず
やりたかったことにも魅力を感じなくなり
本当にどうしていいかわからなくなってしまいました。
またやりたかったことに戻るか、何か無理矢理見つけるか・・・
やりたいことさえ見つかれば道は開けていくはず・・・
それなのにやりたいことが見つからない。
周りはやりたいことを見つけて楽しそうに過ごしていく。
輝いていく。
自分は置いていかれている。
そんな辛い気持ち、焦り、いたたまれない気持ちを味わってきました。
友人や知人の作品を書店で見かけたり、
テレビの中で演奏している姿を見かけたり、
「どうしてあれが自分ではないのだろう」そんな風に思うこともありました。
やりたいことが見つからない。
思うよりずっと辛いことですね。
やりたいことしているだけで楽しいですし、
そこに困難がやってきたとしても、なかなかうまくいかないことがあったとしても
やっぱり、やりたいことが存在しているだけでやりたいことがないより幸せです。
そんな中で、気がついたことがありました。
やりたいことがない、と言いつつも
読書だけは自然とやってしまう。
その本にまつわることだけは、理解ができなくても離れられない。
そういう本があることに気がついたのです。
やりたいこと。
そう聞くと仕事にできることなのかどうか？お金になるのかどうか？
世の中に職業として既に存在していることなのかどうか？
考えてしまうこともあると思います。
あるとしても、もう他の人がやっているから・・・とか
もっと上手にできる人がいるからとか・・・とか
考えてしまうこともあると思います。
でも、他の人というのは関係ないし、仕事になるか、お金になるか、
というのは本当は関係ないんですよね。
やりたいことをただする。
すると、それに必要な状況は整ってきます。
場合によってはお金も場所も全部用意されます。
（私自身、過去にそういう経験をしていたのをすっかり忘れていました）
牛丼食べにいくでもいいし、ハワイに行くでもいいし、
職業として探さなくていいんですね。
今、やりたいことをやれる範囲でやっていくと、
本当にやりたいことであれば、次々と道ができていきます。
道の無かったところに道ができ、何もないところに扉ができます。
だから、やりたいことをやるためにはまずお金を貯めて・・・とか
やっている場合じゃないんですよね。
それは、「やってもらえる」ことです。
お金を準備したり、自分のキャリア形成について考えたり、
身体のことを考えたり、周りの人のことを考えたり・・・
そういうことにかまけていると
一生、そのことにかかずりあって終わっていってしまうかもしれません。
この世の中の基準に自分を合わせなければ・・・認められなければ、受け入れられなければ
生き残らねば、と思っていると、もうそれだけで一生が終わってしまうんですね。
自分がやりたいことをやるにはまず、親や家族の許可を・・・
なんて言っている場合じゃないんです。
自分の心がそちらへ向かっているのなら、
いつか、必ず自然にOKはもらえるはずです。
OKをもらってからじゃないんですね。誰かの許可は必要ありません。
そもそも、独立に存在している他の人というのは存在していません。
今日やりたいことをして、道がつながっていくのを信頼していていいんです。
そこで、老後のお金の心配をして自分の人生の中でお金を最優先にしたり、
家族のニーズに応えるために自分を後回しにしてしまうと、
結局お金に困ります。家族ともうまくいきません。
怖れが根底にあって、自分に我慢させているので
それが世界という鏡に欠落として映し出されるからです。
やりたいことを見つけるために無理に何かをする必要もなくて・・・
まずは、やりたくないことをやっているのならやめる。
やらなければと思っていることをやめてみる。
すると、やりたいことが現れてきたりします。
やりたくないことをやめて、小さくてもいいから今、やりたいことを
今、自分の喜びのためにやってみる。
そうすると道がつながり、扉が開いていきます。
この世界は自分の世界だから。
自分が主役の世界だから。
だから、自分を生きても大丈夫だし、自分を生きないと始まらないんです。
本当はみんな「わたし」を待っているんですよね。
