目覚め体験
先日、こんな体験がありました。
本を読んでいて、なんだそういうことだったのか・・・と思った後
多幸感が突き上げてきました。
そして、完全に思考が停止し、
ああ、過去も未来もない、ここしかないのだ。
そのことを「わかってしまった」という確かな感覚がありました。
同時にあまりの幸せな感覚にこれはもしかしてこのまま死ぬということ?
と身体を抜け出てしまいそうになり、慌ててその意識を消し去ったのです。
自我が怖れを感じて戻ってきてしまいましたが
あのままあの場所に留まっていたら、もっと深い気づきがあったかもしれません。
その後、定着する目覚めとしない目覚めについての内容が書かれた
覚者アジャシャンティさんの本を読み、
その体験が一瞬だけの目覚めだったのだと知りました。
私は、17歳くらいの時にも身体の外に出た経験があり、
この時にもあまりにも幸せな感覚と、身体は道を歩いているけれど
自分は身体の外に出ているという感覚を数時間の間、味わいました。
その時は、身体に戻れなくなってしまい「死ぬ死ぬ」と言っていたので
親に病院に連れていかれる始末に・・・(笑)
目覚めてしまったら、自我は消滅してしまいますから
自我が慌てて「死んじゃうよ」と言って引き戻そうとするんですよね。
自分がこんな道に進むとは考えてもいなかったけれど、
今世でどこまでいくのだろう・・・
悟りを開く日がやってくるのだろうか・・・
まずは、多幸感がやってきた時に
それが「わたし」が死ぬことと思わないようになるといいのだけれど・・・