なりたい自分になるには？

こんな自分は嫌、こんな自分は本当の自分ではないはず・・・

変わりたい！！！

そんな風に、多くの人が思った経験があると思います。

それで、いろんなことを試したことがあるはずです。

ありとあらゆることを試した、変わるために努力した。

でも、なんだかまた元の場所に戻っている気がする・・・

ちっとも変われない。頑張っているのに全然変われない。

モチベーションが続かない・・・

そんな風に思う人も多いと思います。

この宇宙では、　動機＝結果　です。

こんな自分は嫌だという動機から自分を変えようとしても

辿り着く先は、こんな自分には満足できない。

という結果なんです。

これは、この宇宙はもうこういうメカニズムだということを

理解するしかありません。

状況であれ、誰か他の人であれ、自分であれ、

変えたい、変わりたい、そう願うのであれば・・・

いったん、それ自体を受け入れる必要があるのです。

受け入れるというのは、暴力を受けたままになるとか

ハラスメントを受けても黙って耐える・・・とかではなく。

心の中の抵抗とか葛藤とか、怒りとか批判する気持ちとかを取り下げる。

という意味です。

目の前に起こっていること、状況、この自分というのは

この見ている世界の身体の自分が創り出した訳ではありません。

自分が不十分だからとか、努力不足だから創り出した訳ではないのです。

例えば、誰かが望まない行動をしてくる時、

その人がそうであることに抵抗しない、ジャッジしないということです。

なんでこの人はこうなんだろう？と怒りを持ったり

この人のせいでこうなった！みたいな犠牲者意識を持たないということです。

なぜなら、自分という「神」を損ねることができる人などいないからです。

誰かがジャッジしてきても、罵ってきたとしても、

完全無欠、愛と安らかさでできている自分を傷つけることができるはずがないからです。

ありとあらゆる状況がどうであっても、

自分という「神」は「神」であるが故に、損ねることは不可能なのです。

それでも、誰かが自分に対して何かをしてくるとすれば、

その相手が苦しんでいるからです。自分の不十分さに苦しみ、

助けてほしいと叫んでいるんです。

自分を変えたい。こんな自分では嫌だと思っている時、

その変わりたいと思っている自分は存在していません。

自分の頭の中で自分とはこういう存在だと考えているだけです。

誰かから言われたことを信じているのかもしれません。

自分はダメな存在だと、なぜだか「勝手に」信じているだけなんですね。

何に照らし合わせてダメなのでしょう。

どうしてダメなのでしょうか。

誰かの基準に照らし合わせてそれに合っていないだけではないでしょうか。

そもそも、すべてはどちらでもいいのでした。

こんな自分じゃ嫌。変わりたい。

そう思っている時、なぜそう思うのか心を見てみると良いと思います。

例えば、

その自分だと望みのものが手に入らないから？

それは本当？

どんな方法で手に入れてもいいのでは？

そもそも、自分が変わったところでそれを必ず手に入れられるのでしょうか？

望みのものを手に入れることはそもそも自分でやることではないので

どんな自分であっても構いません。

この自分のままで好きなものを手に入れて良いのです。

そして、今のこの自分を使ってこそでしかできない何かがあるからこそ

今、ここにその姿でいます。

とりあえず、これでよし。にできますでしょうか。

とりあえず、今、自分はこれを経験している。

そして、この状況を使ってこそ神に目覚めていくことができる。

それを選択することもできるのです。

なりたい自分になるには・・・

なりたい自分なんて言っている自分はそもそも本当の自分から見たら

やっぱりちっぽけなものなんですね。

本当の自分に戻れば、なりたい自分も内包しています。

本当の自分（神）に戻ることを選択しましょう。

今、自分を気に入らない、変わりたい、そう思っているからこそ

本当の自分に戻る旅に出る情報を受け取っているのです。

変わりたいと思っているような人になるよりも

本当の自分に戻った方がずっと豊かな経験ができます。