問題について「どうしたらいい？」と悩んだ時は

私たちの中には口癖になっている人も多いかもしれません。

どうしたらいいの？

どうしたらいいんだろう？

何か問題が起きるとこんな言葉を呟いたりしているかもしれません。

もしかしたら、「どうしたらいいでしょう」と

よく誰かに相談しているかもしれません。

どうしたら〜できるようになりますか？とか

どうしたら〜になれるんですか？とか。

例えば、ダイエットだったらどうしたら痩せられますか？のように。

それで、摂取するカロリーより消費されるカロリーの方が多くなるようにすればいいんだよ。

とかいう内容のことを教えられて、

できるならもうやってるよ！って思ったりするんですよね（笑）

どうしたらいい？って人に聞くとき、

どうしたらいいか。それはわかっていたりするし、

それを試したこともあると思うんです。

でも、それは上手くいったでしょうか？

ほとんどの方は、ダイエットすらうまくいかなかったのではないでしょうか。

または、一時的には痩せたものの元に戻ってしまう人の方が多いのではないでしょうか。

私たちが気が付かないといけないのは、

私が私だと思っている「自我」には力はないということです。

どうしたらいい？と思っている時、

「自我」の行動でなんとか結果を出そうと自分でやろうとしているんですよね。

それで、自分で解決しようとしてきたし、自分でやろうと思っていたからこそ

実はうまくいっていないということに気がつかないといけないわけです。

よく、勇気を出して行動しないといけない。とか

自分でやらないといけない。とか・・・

そう教わってきましたよね。

でも、自分じゃできないんです。

どうしたらいい？って悩んでいる時大切なことを忘れてしまっているんですね。

自分しかこの世界にいなかったことを思い出してください。

問題を見ている時というのは、外の世界に問題があるというよりも

心の中の調和を失ってしまっている時ですね。

心の中の分離した感覚や不一致感が外の世界に投影されているんです。

なので、問題は外の世界にあるのではなくて

心の中にあるんです。

外の世界の問題＝心の中の問題です。

なので、心を見て、内省する必要があるんです。

自分の中の怖れが外の世界の問題として現れているんじゃないか。

自分は何を怖れているのだろう？

本心に従わずに怖れによって行動してしまっていないか？など、

自分で心を見ていく必要があります。

そして、自分の中の光に正しい心（愛）に戻してほしい。

そうお願いすることが必要です。

先のダイエットの例でしたら、どうしたら痩せる？ではなく

自分はなぜ痩せたいと思っているのか？と

正直になるといいと思います。

こんな自分じゃ愛されないから・・・だから痩せて綺麗にならなければと思っているとしたら、

こんな自分では愛されないと思っている。

その怖れの気持ちを手放せるように助けてください。

本当の自分は愛そのものだし、愛を与え、受け取ることができるのが自然であることを

わかりたいです。

自分が愛そのものであることを受け入れられるよう助けてください。

こんな自分だと思っている自分というのはそもそも勘違いだったとわからせてください。

そんな風に内なる光にお願いしてみると良いです。

自分でダイエットに取り組むより

本当に欲しかった体験を受け取ることができます。

アインシュタインは「問題は発生した時と同じ次元では解決できない」と

言ったというのは有名な話です。

見えている世界は結果です。

原因はこの世界上にはありません。

この目に見えている世界の中で

自我の自分が何とかするというのは不可能なんです。

解決できるのは目に見えていない「愛」なんですね。次元が異なるのです。

問題＝心に怖れがあること

といってもいいです。

心に怖れがあるまま、外側の何かをコントロールしたり

自分を変えようとしても、変わりません。

愛に戻ってきてもらう。

それが解決法なんですね。