エイブラハム流「引き寄せの法則」で最も重要なこと
「引き寄せの法則」をご存知でしょうか?
2007年に「ザ・シークレット」という本が発売され
それ以来、日本でもたくさんの人たちに引き寄せの法則が知れ渡りました。
現在も引き寄せの系の本は売られ続けていますが、ブームは少し去り
段々と、自我の自分で目標設定(願望)するのではなく
それすら抱かずに恩寵によっていきましょう。のような流れになっているようです。
さて、このザ・シークレットですが、
なぜか自己啓発系の「思考は現実化する」とミックスされてしまっているのか、
「欲しいものが既に手に入ったとイメージし、その感情を感じていれば
欲しいものと同じ波動になるので欲しいものを引き寄せられる」
のように簡略化されています。
けれど、昨日、久しぶりにエイブラハムのDVDを見たのですが、
思ってきた話と全く異なることに驚きでした!
人間の脳というのは、自分の成熟度合いによって
受け取ることのできるものが変わってくるんですね。
エイブラハム流の引き寄せの法則で最も肝になっているのは・・・
引き寄せの法則は2つの波動に反応しており、それには
今の自分(自我)と自分の中の内なる神(ソースエネルギー)の2つがある。
私たちは、内なる神の波動に自分を合わせないといけない。
内なる神に合わせないと、エネルギーは分散されてしまう。
内なる神と異なる波動を自分が出してしまうと望まないものを引き寄せる。☜かなり重要
世の中を見る時に「本来の自分(内なる神)」が見るように
世界を見つめなければいけない。
そうすることで善良さと幸福の流れに調和できる。
真に求める物も、流れに沿って行けば見つかる。
ここまでの内容をエイブラハムが話していたんです。
欲しいものを引き寄せよう、というような話よりもずっと時間を割いて
本来の自分(内なる神)と調和することの重要性を述べていました。
本来の自分とは神です。
そして、神が見るように世界を見る、他の人を見るとは・・・
他の人や物事、出来事を判断したり批判しない。
受容している。
全てを同じように見ている。
という見方です。
エイブラハムの教えは、欲しいものを何でも引き寄せるための法則
というよりも、基盤は「内なる神と一致する」ことだったんです。
ここが肝。
引き寄せがうまくいかない時、
おそらくこのあたりのことがすっ飛ばされているはずです(笑)
アドヴァイタなどの教えでは
どうしたら起こる出来事に対してジャッジせずに見ることができるのか、
そうしたことを学ぶことができますが、
心の平安を手に入れた時に、奇跡的なことが起こる(引き寄せる)のは納得ですね。
随分昔に、私のメンターに奇跡のコース(アドヴァイタ)の教えと、
エイブラハムの引き寄せの法則どちらがいいのでしょう?と聞いたことがありました。
その時、メンターは「Same!(同じ)」とだけ答えました。
当時はえ???と思いましたが、昨日ようやく、ようやくわかりました。